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つながり 社会的ネットワークの驚くべき力
Mon Jun 27 08:36:00 JST 2011
つながり 社会的ネットワークの驚くべき力(ニコラス・A・クリスタキス/ジェイムズ・H・ファウラー著)
先日、facebookで「肥満はなぜ「伝染」するのか:実験結果」とのWIREDの記事をご紹介頂いた。そこで本書の著者の名前を発見し、積ん読状態にあったのを思い出し読んでみた。
本書では、肥満に限らず、感情や性感染症など様々なことが伝染する豊富な実例をネットワークに基づいて解説し、その影響を3次の隔たりまでとしている。本書でもグラノヴェッター氏の引用があり弱い絆(弱い紐帯)の強みについても述べられている。
人間がお互いに認知し関係を維持できる数を平均約150(100〜230人)とするダンパー数が紹介されている。これは村落の平均人口が150人であったり古代ローマ時代の歩兵中隊が120人、現代の軍隊では歩兵中隊が180人としてその裏付けとしている。このダンパー数は英国の人類学者ロビン・ダンバー氏によるもので、彼は人間に見られるような規模の集団を維持するのに言語は毛繕いの2.8倍効率的ともしている。
ソーシャルメディアについても多くの知見が述べられており、その中に、facebookの一般的な利用者の友人は110人(2008年のデータ)とある。現在facebookをまともに使い始めて約半年の私の友人が119人だ。従来型の言語の伝達を更に効率をよくしたFacebookを始めとしたソーシャルメディアが、ダンパー数から大きく広がった人間関係を維持できるかどうかはとても興味深いところですね。
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