消費者との絆が深まるつぶやきのルール　Twitterマーケティング（山崎富美、野崎耕司、川井拓也、斉藤　徹　共著）ビジネスでのTwitterの活用について書かれている本の概要を紹介します。

　企業にとっては有る意味、諸刃の剣であるTwitterとどのように対峙するかを、顧客の呟きの重要性（対応を間違った失敗例含む）、そして企業の顧客の共感（これがとても重要）を得るTwitter担当の有るべき姿などを説いています。

　マーケテングではDRCA（ドルカ）モデルに基づいたTwitterの活用について説明されています。また先行企業の導入事例等についても企業担当者の声等を取り混ぜ紹介されています。

　APIを使ったビジネスで使えるツール群についても紹介されており、ITを生業にする者にとってはこのあたりがとても興味深いところで、APIを公開していることの凄さそして可能性について、まざまざと見せつけられます。

　Twitter米国本社Japan Country Manager松沢由香里氏のインタビューも見逃せません。今後は類似の書籍が沢山出版されると思いますが、ビジネスTwitter入門としてとても良くできた著書であり、企業の広報担当やIT関係者必読の書と言えます。ちなみにこの著書には４名の著者のTwitterIDが記載されています、読了後（10/18)全員フォローしましたが、微笑み返しが頂けたのは今のところ斎藤徹さんだけです（笑）。